弁天百暇堂

vol.2 海峡横断手形
かいきょうおうだんてがた

フランスのエスプリか、イギリスのファンタジーか。

「津軽海峡?」と質問してきた某メンバーもいますが(笑)、「海峡」というのはドーバー海峡のこと。つまり、海峡を挟んで対峙するイギリスとフランスの音楽をお届けしようという。
いやぁ、我ながら好企画・・・と思ったんだが、メンバーから挙がってきた希望曲はどれもドマイナーなものばかり。首謀者的にはフォーレやエルガーの登場を期待してたのだが、まぁ、これも秘曲中心路線の〈弁天〉らしい企画ということで。
結果的にイギリス=五重奏ばかり、フランス=少人数アンサンブルばかりが集まった今回のプログラム。両国は昔から「犬猿の仲」みたいなことを言われてますが、はたしてホントなのか、ウソなのか?

Concert Information

2006.11.3(FRI)
at スタジオ・ヴィルトゥオージ

Program

《フランスとイギリス~ドーバー海峡を挟む二国》

  1. ヴォーン=ウィリアムズ:幻想五重奏曲
  2. プーランク:オーボエ、バソン、ピアノのための三重奏曲 FP 43
  3. ミヨー:ピアノ、ヴァイオリン、クラリネットのための組曲 op.157b
  4. フランク:ミサ曲 イ長調 op.12より「天使の糧(パン)」
    [トロンボーン&ピアノによる演奏]
  5. デュティーユ:コラール、カデンツとフガート
  6. バックス:オーボエと弦楽のための五重奏曲

Members

piano:
江橋 佐知(2) 河内 正信(3,4,5)
oboe:
上野 剛渡(2,6)
clarinet:
中島 幸夫(3)
bassoon:
藤村 伸夫(2)
trombone:
三次 亮(4,5)
violin:
板倉 真一(1) 薄井 順子(1,6) 村岡 ふみ(3,6)
viola:
林 昌英(1) 前田 恵里(1,6)
violoncello:
志村 宗治(1) 古市 慎太郎(6)
vol.2フライヤー