弁天百暇堂

vol.4 歌之七変化
うたのしちへんげ

かの折口信夫曰く、「歌う」こと=「訴ふ」こと。

最近はとんと御無沙汰してるけど、若いころは、少しでも空き時間があると、悪友たちとカラオケに行って歌いまくったもんです。あー、クラシック音楽やってるのに低俗な(?)話ですんません。でもね、「歌う」って行為は、人間というか生物としてあるべき正しい姿じゃないのかな、感情表現のいちばんストレートな表出方法というか。
これまで地域しばりで選曲していた〈弁天〉、今回はちょっと趣向を変えて、歌曲&歌に由来する曲を集めました。メロディに込められた心の動きや感動を、ここに集うみなさまと分かち合いたいと思います。

Concert Information

2011.11.23(WED)
at 荻窪・かん芸館

Program

《歌曲&歌に由来する作品》

  1. ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番よりアリア
    [ソプラノ&トロンボーン&ピアノによる演奏]
  2. ブラームス:アルトのための2つの歌 op.91
    [イングリッシュホルン&ヴィオラ&ピアノによる演奏]
  3. 小林秀雄:落葉松
    [トロンボーン&ピアノによる演奏]
  4. シューベルト:ピアノ五重奏曲 イ長調 D667『鱒』

Members

piano:
姉川 雄大(2) 河内 正信(1,3) 古市 葉子(4)
soprano:
広森 祐子(1)
english horn:
山内 基(2)
trombone:
三次 亮(1,3)
violin:
佐々木 太(4)
viola:
前田 恵里(2,4)
violoncello:
古市 慎太郎(4)
contrabass:
一村 智恵子(4)
vol.4フライヤー